2015年8月20日木曜日

ざわつき

 胸の内が不穏な空気でざわつき満たされていてとても堪らない。気を抜いたら押し潰されそうだ。効かない頓服を目いっぱいまで流し込んでうずくまる。うずくまっていた。うずくまっている。こういう時、何に縋ればいいのかわからない。原因がわからないから対処の仕様も想像つかない。わからないことばかりだ。「わからないことに不安を感じるのは時間の無駄」とばっさり言い切る輩の多いことは重々承知で「じゃあてめぇがおれと代わってみろよ」と言いたくもなる。有無をいわさず襲い掛かってくる正体不明の理不尽な不安感というのも存在しているのだ。気の持ちようなんかで寛解できたら医者はいらねぇよ。つらい。