2015年8月22日土曜日

捉え方

 例えばプロ野球。巨人阪神戦、阪神が勝利し巨人が負けた。広島ヤクルト戦、広島が勝利しヤクルトが負けた。ということをどう話すか。ぼくの親族郎党みな揃って「巨人が負けた」「ヤクルトが負けた」と言う。「阪神が勝った」「広島が勝った」とは決して言わない。負けた方をボロカスに言って共感を得ようというパターンだ。ぼくはこれが大嫌いだ。
 テニス界日本のエース錦織選手が準決勝敗退。「惜しかったな。次頑張ってもらわにゃ」なんて決して言わない。「調子に乗りすぎてるんだよ。ここらで負けておいた方がいい」
 本音を言えばポリティカルなことは書きたくないけど、中韓についてもこき下ろすことで溜飲を下げてる人達ばかりだ。「自分はどうするか」には決して触れない辺り末期だな、と独り黙って胸糞悪い気分を飲み込む日々。
 ぼくは絶対にこういうひとにはならないという決意を胸にしまいつつ。そんなこんなで鬱期はまだまだ続きそうだ。やれやれ。