2015年10月1日木曜日

鬱期

 大きな鬱期は先週の連休中に抜けたようだけれど、まだまだ小さな心を刺すような抑うつ感や、背後からのしかかってくる大きな不安感の壁は健在で、今日もまた効かない頓服を飲み込んでなんとか耐えたといった按配だ。なかでも不安感、虚無感とも言えるかもしれない。それはいまやっていること、やろうと心に誓ったことを平気で踏み潰しにかかってくる。抗うすべはなく、効いてるのか効いていないのかよくわからない薬を流し込んで丸くうずくまりただそれらが去るのを待つしかない。「そんなことしても無駄だよ」「本気で物語がかけるとでも思っているわけ?笑止!」「一度でも真剣に物事に取り組んだことあるの?」etc.頭の中の住人たちが侮蔑の言葉を投げつけてくる。住人たち、と三人称で書いてはいるが、実質のところ自分の心の弱さの鏡でしかないのだよな。その弱さをことさらに突きつけてくることがつらい。つらい。