2015年10月7日水曜日

よろしくない

 大きな鬱期が去って、群雛への投稿レギュレーションもクリア(当ブログで推定累計3万字突破)して、あとは原稿を書き進めるだけだというのに、頭の中が空っぽだ。昨日書いた軽い方向へのスリップ状態が続いている。なにもできず呆けている、というのがわかりやすい表現か。好きでボケてるわけではないのは勿論のことだが。なんというか、心のなかを空白で塗りつぶされているような感覚とでもいうか、うーん、なんともこういう感覚疾患の表現は伝えるのが難しい。こういうときには沈んだ気持ちをなだめるダウナーの頓服でなく、沈んだ気分を持ち上げるアッパーの頓服が欲しくなる。明日は通院日なので担当医に相談してみよう。というか、あるのかな……、アッパーの頓服なんて。
 原稿の話。掌編の素になる可能性のある言葉の断片集はあるにはあるのだけれど、断片化しすぎてしまっていることと、先の脳の軽い方向へのスリップでフラグメント同士のつながりが全く生じない。文章の始まりはぼくの中では言の葉どうしがぶつかり合った時に生まれてくるという感覚なので(こんな駄文ブログの文章でもそうである)、そこの反応をどうにか起こす起爆剤みたいなものが必要なのかもしれない。しかし外部からの反応を欲求として欲しない精神状態なので、やはりここはアッパーの頓服に縋るしかないのか。クスリだのみというのは非常に厭なのだけれど。