2015年10月4日日曜日

違和感

 「ナニカチガウ」「コウイウノジャナイ」「ベツナコタエガアル」書いては消し、書いては消し、書いては消し……。みんなどこで折り合いをつけているのだろう。ただの書き出しの一文でさえまともに書けやしない。駈け出してもいないひよっこですらないやつに完璧さなんて求められていないのはわかっているけれど、それでもより良いものを目指すのは悪いことなのだろうか? 完成させることが経験値、と散々言われ続けているけれど、散々目にしているけれど、もう一本、もう一本の迷い線を引くことをやめられずにいる。たぶん、ぼくに足りないのは「こんな文章が書けるなんておれってSUGEEEEEE!!!!」のハイテンションではなかろうか。言い換えれば、「自分に酔うこと」 そういえば誰かが言ってたっけ。「素面で詩なんか書けるかよ!」 基本の状態が自分のことが嫌いな鬱なぼくにほんとうに物書きができるのだろうか。ハナから自信なんてものとは縁遠かったけれど、最近になって、物書きのHow Toを読むようになって、ますます自信とは距離が広がっていくように感じてしまう。大きな鬱期は抜けたと少し前に書いたけれど、やはり基本メンタルが鬱傾向なんだよな。こんなぼくで本当に大丈夫なのだろうか。