2015年10月11日日曜日

ことばが

 出ない。頭の中にすらなにも浮かんでこない感じだ。自発的な意思を持てないというか。かろうじてこうやって「何も無い現状」をタイプ出来ているが、それもやはりかろうじてであって、日々の惰性がなかったら日課にしたこのリハビリも投げ出してしまいたいところだ。投げ出したところで困るのは自分だけだから、という悪魔の声が聞こえる。活字スリップも相変わらずひどい。自分で打ち込んだ文字ですら追うのがやっとの状態だ。いっときは活字密度の薄いラノベが読める程度までには復調していたのだけれどな。相変わらずといえば頭に響く怒声も続いている。これは途切れるほうが稀ではあるのだけれど、それでも慣れるとかそういう範疇のシロモノではとてもない。檻の向こうから罵詈雑言を常に投げつけられ続けながら正気を保つのも難儀なことだ。正気でいることの証明など誰も出来ないのだけれど。というか、正気であることが出来ない故に病んだのか。病んだから正気を失ったのか。考えても詮無いことではあるけれど。